伝説のNIKEの遺物!
BEAMS T meets NIKE SPORTSWEAR「芸者 Tee」
数年ぶりの復刻。前回のホワイトレーベルでの復刻版は買い逃したので、今回こそはと。
オリジナルは、80年代に行われていた「CASCADE RUM OFF」というマラソン大会用に製作されたもの。
浮世絵の芸者と、その後ろに飛脚に見立てたランナーという、今見ても秀逸なデザイン。
古い和物関係が結構好きなので、このプリントはツボすぎますw
90年代のヴィンテージブームを体験したNIKE好きとしては、このTeeは垂涎の的でしたね。
今でもオリジナルは高額ですし。偽物も多いようですが・・・
オールドNIKEといえば、「風車ロゴ」や「ブロックロゴ」「筆記体ロゴ」などが有名ですが
ここ数年の往年ロゴ復刻の乱発にちょっと食傷ぎみだったので、こういうプリントが復刻してくれて嬉しいです ^^
とはいえ、気になる点も。
まず気になったのが、プリントのランナーの輪郭に背景色の赤が重なっている点。
たしかオリジナルはこんなプリントじゃなかったような。色が被ってなかった記憶が。
そして、全体的にかすれたプリント。おそらくオールド感を出すためにあえてやったのでしょうけど
どうせ着ていくうちにかすれていくんだから、そんなことしなくても良かったのに・・・
そして左袖。
もはや色が違う・・・2色じゃなくて1色だったような。
今回は、ショップバッグと、オールドNIKEの箱をイメージしたTee専用のBOXも付属。
近年、色々な分野で「復刻」という形でリリースされていますが、個人的には賛成派です。
ファッションに限って言えば、筆者的には
「使用不能なアイテム、着れない服、履けないスニーカーに価値はない」と思ってますので。
もちろん、オリジナルが今でも使用可能な状態なら文句はありませんが、
そういうものはほとんど出回りませんし、なによりあっても高すぎて手が出ません。
やはり「良いものは時代を経ても良いもの」。
それが今の時代に普段使いできるアイテムとして気軽に手に入るのは、ファンとしては嬉しいですね。
しかし、オリジナルを忠実に復刻したものは多くはありません。
現在の復刻は、
”今の時代に合わせてアレンジした復刻” と言ったほうが正しいのかもしれません。
それを復刻と言っていいのかという疑問もありますが。
「復刻は嬉しいけど、何故こんな仕様にした・・・orz」と思うことが多々あります。某JORDANとか(苦笑
復刻は嬉しいのに、素直に喜べないという複雑な心境・・・
いや、嬉しいのは嬉しいんだけどさ(ry